せーじYU-NOを語る

elfさんのゲーム「この世の果てで恋を唱う少女」について語っているページです。


 「この世の果てで恋を唱う少女 YU-NO」のオリジナルが PC9801で発売されたのが 1996年の12月(のいつだっけ?)。 そのちょうど一年後の 1997/12/4 に YU-NO が SS に移植され発売されました。 当時、YU-NO をプレイしていた時はアドベンチャーゲームに飽きていて、 「久しぶりに elf さんとこの RPG がやりたい!」などと思っていたり AliceSoft さんの「鬼畜王ランス」が発売されていた (あれ?どっちがさきに発売されたんだっけ?) こともあり、YU-NO というゲームがものすごく楽しいゲームであるという感じは 個人的にはしていませんでした。 ことに異世界編のストーリに関してはユーノやセーレス関連のストーリが 少なく消化不良をおこしていました。 もう少しセーレス関連のストーリがあってもいいのではないのか? 剣ノ岬の地下に現れたセーレスは一体何だったのか。 多くの謎を残したままゲームが終了してしまったためか、 エンディング後のいつもの達成感があまり感じられませんでした。

 不思議なこともあるもので YU-NO の売りである A.D.M.S のステージより 一本道のアドベンチャーゲーム部分の方が面白いと思いました。 アドベンチャーゲームに飽きていたはずなのに本当に不思議なことです。 もしかすると異世界編の方が登場する女の子の数が多いからなのかもしれませんけど。 でも一番の原因はきっとセーレスとユーノなんでしょうね。 特にセーレスはこのゲーム中の一番のお気に入りのキャラクタです。 (現代編では澪が一番) そのセーレスに関するストーリが非常に少ないところがきっと私を消化不良に したに違いありません。

 そんな時に自宅に届いた YU-NO のスペシャルディスクは 私の消化不良を緩和してくれました。

「それいけセーレス」

まさしく私が求めていたセーレスに関するストーリではないですか。 そして、そのスペシャルディクスによるとなんとなく YU-NOが SSに移植されるような感触が。 しかも消化不良気味であった異世界編でのストーリが追加されるという雰囲気も。 これは期待するしかない。 そして、数ヶ月後 elf さんの HomePage 上で YU-NO の SS への移植が発表。 もう YU-NO の発売日が待ち遠しくてしようがありませんでした。 発売日も近くなると各 SS 関連の雑誌に YU-NO が紹介されるようになりました。 しかも、年末は YU-NO 以外のゲームはないかのように、 どの雑誌も YU-NO、YU-NO、YU-NO。 「YU-NOってそんなに一般受けするのかなぁ。 そんなに取り上げてもあんまり売れないでしょ?」とか思いつつ、 各誌でセーレスやユーノが現代の服を着ている絵を見て感動してました。 しかし、この考えが悲劇を生むとはこの時は思いもしていませんでした。


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