せーじ鬼畜王ランスを語る

Win95専用 256色 SLG
1996/12/17発売

 アリスソフト初のWin95専用ソフト。それがこの「鬼畜王ランス」です。 鬼畜王ランスには今まで登場したランスおよびアリスソフトさんのゲーム の世界観が凝縮されています。 まさに、100%濃縮還元野菜ジュースってな感じ(どんな感じやねん)です。 わかる人にはわかる言い方をすると、鬼畜王ランスはCLAMPでいう”X” みたいなもので、アリスソフトさんが今まで出したゲームの中で 世界観と時代が一致するゲームのキャラクタ達が登場します。 もちろん、これまでのランス1からランス4.2に登場したキャラクタ達も 登場します。

充実のおまけ3点セット

 「鬼畜王ランス」の嬉しいところは何といってもそのオマケの 数でしょう。 初期ロット分を購入するとゲームCDの他に特製マウスパッド、アンソロジー本、 そして謎のハニースポンジがついてきます。 このハニースポンジの利用法は不明で、一説によるとケースのたわみを なくすためにスポンジを入れるのだけれども、ただのスポンジを入れるのでは 面白くない。よし、形をハニーにしよう。ということらしいのですが…。

 またこのおまけで非常に嬉しいのが特製マウスパッドですね。 普段、マウスパッドを利用しない私ですが、 「鬼畜王ランス」をプレイするときには、このマウスパッドを愛用しています。 ちなみに、VIPER-CTR をプレイするときには VIPER-CTR特製あすかマウスパッドを 使用しています。 きっと日本全国、ウェンディ(マウスパッドに描かれているメイドさんの名前。 サイキックフォースのではない。)の体をマウスで触り触りしながら 「鬼畜王ランス」をプレイしているのでしょうね。

 そして、なにより重要なのがアンソロジー本の存在です。 これは「 Only You 」の時のような漫画だけではなく、 「鬼畜王ランス」の、ひいてはアリスソフトさんのゲームの世界観を 知るうえで重要な大量の設定が書かれています。 ゲーム中でもその世界観の一部をかいま見ることはできますがそれでは不十分です。 その設定を読むと、アリスゲームによく登場するレベル神の存在を含め、 創造神、神、天使、悪魔、魔王、魔人が存在する理由などを知ることができます。

やりたいほうだい

 「鬼畜王ランス」においてランス君は王様ですから、もう好き勝手に やりたいほうだいすることができます。 ランス君の好きなことはもちろんあれですから、やりたいほうだい、もとい、 犯りたいほうだいなのです。もちろん、殺りたいほうだいやっちゃっても 誰も文句をいう人もいません。 ランス君は王様ですから、ハーレムなんかも持っています。 ランス君の分身である私たちの目標はやっぱり入るべき 女の子50人全てをハーレムに迎え入れることでしょう。 時には白馬の王子様にだってなるんですよ、ランス君は。 でも、普通にプレイしていたのでは50人すべてをハーレムにいれることは できないのです。 ここはやっぱり データ改造 に限る?。

パーパ

 全国で壊れた人続出に違いないでしょう。 我、愛娘リセット。もう、可愛いのなんのって。 かわりにパステルちゃんとできなくなっちゃったけど、それを補って なお、あまりまくっちゃってます。 パーパ、パーパ呼ばれちゃって、あのランス君にこういうのも悪くないと 思わせるほど可愛いリセットちゃん。 「あい」といって家族を描いた絵を手渡すリセットちゃん。 一緒にお食事、一緒におねんね。んーーー。いいです。この感じ。

 そういえば、YU-NO の主人公にもユーノという可愛い娘が生まれますよね。 ユーノもパパ好きな娘で本当に可愛いですね。 最近、娘が生まれるゲームばかりやっている錯覚に陥りましたよ。 父にとって自分の娘ってやっぱ可愛いものなのかなぁ。

 そうだ、 バーチャル恋愛シミュレーションゲームっていうのがあるけど、 どこかバーチャルパパシミュレーションゲームって出してくれないかな。 プリメは?って? んー、リセットやユーノみたいにパパ好きの娘がいいな。 で、小学生、中学生、高校生、大学生の 4人姉妹の父親となって、 一年間のイベントを楽しむというゲームというのもあってもいいと思う。 よし、いっちょ自分で作ってみるか?


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