せーじVIPER-CTRを語る
1997/1/24発売
VIPER-V10で初登場の剣道娘あすかちゃんが帰ってきたぞ!
さあて、今回はどんなお話なんだろう?
今日に限ってなぜ雨?
早くVIPER-CTR もとい、あすかちゃんの話をせいって?
でも、ちょっと待って。
私にとって、VIPER-CTRとはゲームを買いに行ってからエンディングを見るまで
全てなのです。
だから、ちょっとの間、お話につきあってね。
1997年 1月24日。午前 3時。
今日は待ちにまった VIPER-CTR の発売日。
去年の 10月から 3ヶ月も発売が遅れてしまった。
でも、あと 7時間もすれば確実に手に入る。ああ、本当に待ち遠しい。
今日は 1限に出席すれば後はフリー。 1限終り次第、すぐにゲームを買いに行こう。
この思いを胸に 5時間程の別世界への旅が始まった。
朝、8時。
地面に水玉模様ができている。めずらしい、ここ最近雨なんか降らなかったしな。
まあ、あまり降っていないみたいだし、1限終った頃には晴れているだろう。
午前 9時45分。
うーむ。くらい。くらすぎる。雨がひどくなっているじゃないか。
なんてこったい。
これから自転車で40分もかかる「コ○ロード」に VIPER-CTR を買いに
行こうと思っていたのに。なぜ、今日に限って雨なのだ。
これじゃ、VIPER 買いに行けないじゃないか。
せっかく今日というこの日を待ち望んでいたのに。
はあ、今日あすかちゃんと会うのはあきらめるか。
そう思ったのはその一瞬に過ぎなかった。
この日、ここ豊橋では雨降る中、傘もささずに自転車で爆走する男の姿が見られた
という。
PC9801最後のVIPER
VIPER-CTRはPC9801シリーズ最後のVIPERなのである。
次シリーズからはPC9821およびWin95専用となるらしい。
まあ、VIPER-CTRが映像、音声ともにまともに動作しているような人たちの
場合は、すでに PC9821 だろうから、この辺は気にしなくてもいいのかな?
喋る、喋る。みな喋る
すごい。今回は老若男女問わず、みな喋るぞ。
主将だって、喋るし、いやな奴だって喋るぞ。
でも、オプションで主将の声だけをoffにすることができるのだ。
うーん。まるこめ君でさえ喋るのになぜ主将の声だけ off にできるのだろう?
さて、肝心のストーリーの方は…
場面は遊園地。ゲームスタートはあすかちゃんとのデートから。
そして、デートの帰りでご休憩。ああ、猿です。こいつら。
まあ、出会ったその日に C までいっちゃうような2人ですから。
でも、主将が羨ましい。
私もあすかちゃんのような可愛い娘から一方的に好かれてみたいなぁ。
さて、しばしのご休憩のあと、主将の部屋による2人。
ドアをおけるとそこにはパンティー一枚で服を着替えている女の子が1人。
「あ、おかえり。」
親しげに話かける謎の女の子。
バチッ!!
主将の顔を叩いて、帰ろうとするあすかちゃん。
「ちょ・・ちょっと待て!お前誤解しているだろ!」
急いで帰ろうとするあすかちゃんを止める主将。
そう、誤解であった。その女の子の名は美樹。主将のいとこだ。
最近はやりのストーカーに追われて、こっちに逃げてきたのだ。
どうやら、しばらくの間、主将の部屋に泊まっていくつもりらしい。
しかしだ。
いかにいとこ同士であろうとも、若い男と女が同じ屋根の下で暮らすのである。
心配するあすかちゃん。
その心境たるや、ものすごい夢を見てしまうほどだ。
どれくらいすごい夢かって?そりゃもう、おじさん一本とられたよって感じで、
早い人なら二本は…。
さてさて、そんな複雑な心境のあすかちゃんにさらなる心配が重なる。
あすかちゃんを賭けて主将があすかちゃんの所属する剣道部の主将と
剣道勝負することに。
当然のごとく、よわっちい主将はこの勝負に負けてしまう。
さあ、このあと2人はどうなってしまうのか。
そして、ストーカーに狙われている美樹の運命やいかに!
この続きは VIPER-CTR を購入して確かめてみよう。
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