3.2 オプションの説明

(1)グラフィック制御コマンド
-d{0|1}     描画プレーンの変更
         -d0 VRAM描画プレーンを表にします。
         -d1 VRAM描画プレーンを裏にします。

-v{0|1}     表示プレーンの変更
         -v0 VRAM表示プレーンを表にします。
         -v1 VRAM表示プレーンを裏にします。

-g{0|1}     グラフィック画面の on/off
         -g0 グラフィック画面を表示します。
         -g1 グラフィック画面を非表示にします。

 
-t{0|1}     テキスト画面の on/off
         -t0 テキスト画面を表示します。
         -t1 テキスト画面を非表示にします。
(2)ローダー関連
-g[-]      画像ロード時のグラフィック画面の制御オプション
         -g 画像グラフィックロード時、グラフィック画面
           を表示し、グラフィックをロードした後、グラ
           フィック画面を非表示にします。
         -g- -g を無効にします。(デフォルト)

-t[-]      画像ロード時のテキスト画面の制御オプション
         -t 画像グラフィックロード時、テキスト画面を
           非表示にし、グラフィックをロードした後、
           テキスト画面を表示します。(デフォルト)
         -t- -t を無効にします。

-k[-]      画像ロード後のキー入力待ち制御オプション
         -k 画像ロード後、キー入力を待ちます。
         -k- -k を無効にします。(デフォルト)

-ox,y      画像ロード位置指定
         画像ロード位置(絶対位置)を指定します。
         .GP4 のみ有効です。

-hsize      ヘッダサイズ指定(強制的に GP4 として扱われる)
         ファイルの先頭 size バイトを無視し、size+1 byte
         目からのデータを .GP4 データとして扱います。
         このオプションが指定された直後のファイル名は
         その拡張子の種類に依らず .GP4 として扱われます。

-m       透明処理オプション
         カラー番号8を透明色として画面に画像をロード
         します。.GP4 のみ有効です。
(3)セーブ関連
-s[x1,y1,x2,y2] セーブオプション
         このオプションが指定された後、引数として
         ファイル名が与えられると、与えられたファイル名
         で画像や RGB パレットデータがセーブされます。
         セーブ範囲が省略された場合、そのセーブ範囲は
         直前にロードされた画像データと同じ範囲になりま
         す。まだ、1枚の画像もロードされていない場合、
         その範囲はフルスクリーン(0,0,639,399)になりま
         す。
(4)その他(コマンド)
-i       初期化
         GUT は実行された時点では、グラフィックハード
         ウェアの初期化を行ないません。
         このコマンドが指定されてはじめて、
         グラフィックハードウェアの初期化が行なわれま
         す。
         この時、(裏表)VRAMのクリア等も行なわれます。
         まず、一度はこのコマンドを指定すべきです。

-c       画面のクリア
         描画プレーンの VRAM をクリアします。

-ps       PC9821のパレットを内部パレットに反映させる
         実際に画面に映っているカラーパレットをGUT
         の内部パレットに反映します。
         その後、画像のセーブ等を行なうと、セーブ
         データのパレットがこのパレットになります。
         このコマンドを使用すると常駐パレットに対応し
         ていないグラフィックソフトの出力を正常な
         パレットでセーブすることができます。

-r[line]    画面のスクロール
         裏表VRAMを縦に接続して800ラインのグラフィック
         として画面のスクロールを行ないます。
         line省略時、カーソルキーの上下により画面の
         スクロールを行うことができます。
         (RERUTNキーで終了)また、この時、-tオプション
         の影響を受けます。

-rr       スクロール後、画面を連続にする
         スクロールを行うと見ためには連続した表示で
         あっても、実際にVRAM上では画像が連続してい
         ない場合があります。このコマンドによって実際
         のVRAM上のデータを見ためと同じにすることが
         できます。

-w[time]    ウエイト
         このコマンドが解析された時点から time[msec]
         のウェイトがかかります。
         timeを省略するとキー入力待ちになります。

-zn       垂直方向 2^n 倍
         画像を見ため垂直方向に 2^n 倍に拡大します。
         -z1 だと2倍ということになります。
コラム「-k オプションと -w コマンド」
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