とりあえず、ゲームを買ってくる。 まず、インストールする前にファイルの中身を確認(これ基本)。 アーカイブのディレクトリエントリはぱっと見にはわからなかったが、 なんとなく”あれ”のような気が。 確認はあとにするとして、とりあえずインストール。 ゲームを始める。
タイトルロゴを見る。 エルフちゃんはやっぱり登場しないようだ。 「臭作」では登場したので少しは期待したのだが。ちょっと残念。 説明書を見たときに気がついてはいたが、名前入力画面がちょっと格好いい。 しかし、主人公の名前だけ平仮名なのは何か笑える。
どうやら画面サイズは 640x400 のようだ。 98版のフルスクリーン画像サイズに合わせたのだろうか。 サブマップを出そうとするが、すこし切替えが遅い。 SHIFT を押してみるが、改善しない。歩く速度も変わらない。 CTRL による文字の読み飛ばしは存在するが、 SHIFTによるノーウェイトは消滅してしまったのだろうか。 SS版でもこれに相当するキーがあったのだが。 しかし 3本目のゲーム。 あせらずじっくりプレイするつもりなので、さほど苦にならない。 さすがにすでに下級生のゲームの楽しみ方を知っているので、 楽しくゲームができる。マジで楽しい。 一日一日充実した日々を過ごしている。 始めてプレイした人はこうはいかないのではないだろうか?
毎回、本当に頭が下がる思いだ。 各所にある看板やポスター、書籍の絵が今回も色々と描き直されているようだ。 本屋には elf 関連の原画集がそろっているし、ゲーセンには YU-NO をベースにした 色々なゲームのポスターは張ってあるし、 ブルセラショップには新たに「臭作」のブレザー(決して臭作が着るわけではない)が ある。 そういえば、プルセラマンが復活したようだ。 代わりに SS版に登場していた爺さんはブルセラショップに張っているポスターに 登場するだけにおわっている。
ゲーセンのポスタードリームに門井先生のポスターが追加されたようだ。 早速、ポスタードリームにチャレンジするが、なかなか揃わない。 おかしい。前は簡単にそろったのに。 色々やっているうちに必勝法を発見。 ほぼ確実に揃えることができるようになった。 いままでのバージョンでも同じだったのだろうか。 とりあえず、その必勝方法をここに書いておこう。
2ヶ月ほど進んだところで、ゲームを中断する。 ぼけーっとしているうちに、 下級生 for Win95 のアーカイブのディレクトリエントリがやっぱり”あれ”である との情報を入手。さっそく、GDIR ver1.4 に組み込み、公開する。 画像形式はなぜか GPX でなく、GP8。音声は WAV。 問題なく MamiList で見れるし、聞ける。 これで、elf ゲームとの戦いの日々も終りか? いや、まだ SS版 WW があるので安心はできない。 とりあえず、今回は楽できたのでよかったよかった。
恋愛シミュレーション。 (SSのパッケージには恋愛シュミレーションと書いてあったが…。) それはこのゲームのジャンル。 今回のこのプレイではなんとなく、 ああ、シミュレートしているかも知れないなどと思った。 学校や街で偶然出合ったときにお話ししたり、電話したり、デートしたり。 会う度に彼女達と段々と親しくなっていく感覚が非常に心地よい。 ただ、これをターゲットを絞ってプレイしてしまうと 「段々と親しく」なるのではなく、 「瞬時に肉人形」へと変化させてしまう恐れがある。 こうなると心地よいどころか、なんか気持ち悪い。 だからこのゲームは 10月くらいまではどの女の子とも平均的におつき合いしていた方が 断然楽しい。 シミュレーションゲームで 各パラメータを平均的に上げていくようなおつき合いこそが このゲームの真髄なのではないだろうか。
そういえば、98版ではよく夢を見ていたのだが、Win95版では夢を見なくなった。 曜日が飛ばされるのと同様、煩わしいという理由でカットになったのだろうか。 しかし、カットしたことは良いことかもしれない。 あれがあると非日常的な雰囲気になるので、 恋愛をシミュレートしている感が薄れるからだ。
結局、エンディングは奈々エンドになった。 同級生シリーズでは主人公は確実に大物になる傾向が強かったが 下級生では主人公は普通の人生を営む傾向にある。 大物になるということより、何らかのメッセージをプレイヤーに伝える。 下級生はそういうゲームだ。 奈々エンドも 1年後の未来を示しただけだが、 普通の人生を営んで行くことを示しているように思える。 下手に大物になっていくより、現実味がある。 ここにも ADV としての同級生シリーズと シミュレーションゲームとしての下級生との違いが現れている。 そんな気がする。
CG をアニメーションデータとそうでないデータに分類し、 非アニメーションデータはさらにポスター、カレンダー、各女の子毎に分類する。 SS版の CGに対してこれを初めて行なった時は、 一毎一枚 CG を確認しながらの作業だったので非常に大変であった。 その後、SSKAKDIR を作成したあとは、ファイル名から判断してある程度分類を 行なったあとに細かい分類を行なっていた。 このファイル名から判断して分類という作業も結構大変な作業ではある。 今回の Win95版では、この作業を Perl を用いて自動的に行なうようにした。 かなり楽ができた。
今回は PIA2OP.LST のようなリストは作成せず、分類だけにとどめようと思っていた。
それがはじめの目的だったし、
忙しい我身にはそんなことをやっている暇などないからだ。
だが、どうもロゴのアニメーションデータを見てしまうと何か作りたくなってしまう。
悪い癖だ。
さらに Perl を使えば簡単にリストファイルを生成できてしまうなぁ、
などと考えてしまった。
結局、タイトルロゴのアニメーションをつけた。
まあ、PIA2OP.LST に比べればたいした作業でもないからやったのだが。
あと、それだけだと寂しいのフェードイン、フェードアウトしたり、
BGM をつけたりもした。それが LIST CLUB の 95kaklst.lzh の VIEWME.LST。
CG の毎数は結構あるのだが、BGM 付きだと飽きなくていい。
自分でいうのも何だが MamiList ってグラフィックビューアとしては、
他に類を見ない面白いアプリケーションだと思う。